> [!note] 実験として、Activity Noteに、作業ログを書いてみる。
> [!summary] ごく大まかな手順は下記の通り。
> 1. プライマリ(macOS)のiCloud Driveの外にvaultを移動
> 2. プライマリ以外のデバイスのiCloud Driveからvaultを削除
> 3. リモート保管庫AAAを作成
> 4. 同期設定をする
> 5. リモート保管庫AAAに、ローカル保管庫BBBを接続
## 前準備
(2024-01-02 20:11)
- 同期の完了
- iCloud(実施事項なし)
- iOSのObsidianはいちど起動しておく
- Obsidian Git
- [[Obsidian]]の終了
- macOSの再起動
## 参考にする資料
(2024-01-02 20:13)
[Obsidian Sync を有効化したときのメモ|Tatsunori Nakano](https://note.com/centerfield77/n/nc2e2e2077562)を見ながら。
また、本家本元の[Set up Obsidian Sync - Obsidian Help](https://help.obsidian.md/Obsidian+Sync/Set+up+Obsidian+Sync)も目を通しながら進める。
## iOSのObsidianから
- Prefereces > オプション・コアプラグイン > 同期 をON
[Obsidian Sync and third-party services > iOS](https://help.obsidian.md/Obsidian+Sync/Obsidian+Sync+and+third-party+services#iOS)に従って、iOSを設定。
- iPhoneのObsidianアプリで、あたらしいvaultを作成。Store in iCloudはOFFに。

## macOSのObsidianから
[Obsidian Sync and third-party services > Desktop](https://help.obsidian.md/Obsidian+Sync/Obsidian+Sync+and+third-party+services#Desktop)に従って、macOSを設定。
- 開いているvaultを閉じる
- File > Open Vault... > vaultの右の… > 保管庫を移動...
- `iCloud/Obsidian/`から、`~/Documents/Obsidian/`に移動

## iOS/macOSのiCloud Driveの確認と調整
- macOSのiCloud DriveのObsidianフォルダから、vaultのフォルダは消えていることを確認
- iOSのiCloud DriveのObsidianフォルダの中身は消えていないので、手で削除。vaultおよび`iCloud Drive/Obsidian/`も削除
- macOSの`iCloud Drive/Obsidian/`フォルダも手で削除
## macOSのObsidianから
- Prefereces > コアプラグイン・同期 > リモート保管庫 > 選択 > 保管庫を新規作成
- リモート保管庫の名前をつける(ローカル保管庫の名前と違っても良い)

- 設定 > コアプラグイン・同期 > リモート保管庫 > 接続
- リモート保管庫(240102_RVault)とローカル保管庫(210822_vault)を接続するので、下記画像のような警告が出る。リモート保管庫はカラなので、気にせず接続
- 公式ドキュメントによると「同期はまだ待て」。同期の設定を先に行う。

## macOSのObsidianから同期の設定
[Initially adjusting your Sync settings](https://help.obsidian.md/Obsidian+Sync/Select+files+and+settings+to+sync#Initially+adjusting+your+Sync+settings)に従って設定を行う。
- 設定 > コアプラグイン・同期 > 選択的同期 で音声と動画以外は同期
- 設定 > コアプラグイン・同期 > 保管庫の設定を同期 はいったんOFFに
> [!note] 保管庫の設定の同期
> わたしはデバイスごとに設定フォルダを変更して運用している。ObsidianSyncによって設定ファイルがリモートにバックアップされ、デバイスごとに設定が異なる状態は維持されるはず。したがって、同期をONにしたほうがいいはず。しかしながら、現時点では安全めに判断した。運用が安定したらONにする。
- Obsidianアプリを再起動←重要
- 設定 > コアプラグイン・同期 > 同期ステータス > 再開
## 他デバイスからリモート保管庫に接続:iOS
> [!frown] デバイスごとに設定を分けていたので、意外とドツボにはまった
- Manage Vaultから、Setup Obsidian Sync
- リモート保管庫AAAに接続し、ローカル保管庫を新規作成(BBBはmacOSのローカル保管庫と同じ名前にした)
- 暗号化パスワード入力
- 同期はまだおこなわず、設定 > Obsidianについて > 設定フォルダの優先を切り替える(.obsidian-iphone)
- 設定 > コアプラグイン > 同期 >
- デバイス名 > iPhone15Pro
- デバイスのスリープを防ぐ ON
- PDFを同期 ON
- 他のすべてのタイプのファイルを同期 ON
- `Obsidian/.obsidian-iphone`フォルダをiPhoneにコピーする方法を思いつかないので、手で設定😢
- テーマ:Things
- コミュニティプラグイン:Advanced URIとOutliner
- コアプラグイン:できるだけOFF
- 残したものは、アウトゴーイングリンク、アウトライン、デイリーノート、バックリンク、ファイルエクスプローラ、ファイルリカバリー、検索、同期
- デイリーノートの設定を、プライマリにあわせる
## 他デバイスからリモート保管庫に接続:iPad
さてひとつひとつやってくよ。
- **Obsidian**.appを開く。iCloud Driveからvaultを消したので、何もない状態からスタート。
- 
- **Setup Obsidian Sync**から、メールとパスワードを入力。
- リモート保管庫(AAA)を選択し、ローカル保管庫を新規作成(BBB)。暗号化パスワードを入力。
- 同期の前に、設定を実施。とおもったが、デフォルトのままで進める。
- 選択的同期:画像は同期、他は同期しない。
- 保管庫の設定を同期:すべてOFFのまま。
- 設定 > Obsidianについて > 設定フォルダの優先を切り替える > `.obsidian-ipad`を入力
- **Obsidian**.appを再起動。
- 設定が消えている……。当たり前か。
美しい手順を考え直す。
- macOSのObsidianを終了。
- macOSのvault(BBB)を、USB接続したiPadにコピー
- iPadからvault(BBB)を開き、設定フォルダの優先を`.obsidian-ipad`に変更
- 同期設定
のはず。
実際にやってみる。
- プライマリ(macOS)のObsidianのvaultのアップデート
- Sync確認
- Git確認
- macOSのvault(BBB)を別フォルダに複製(CCC)し、CCCから不要なフォルダを削除
- `.obsidian`および`.git`, `.gitignore`
- `.obsidian`が135MB、`.git`が270MB。ほかのvaultのファイルは90MBとすごくアンバランスのため
- macOSとiPadをUSBで接続し、CCCをmacOSからiPadのObsidianフォルダにコピー
- iPadOSでObsidianを起動し、保管庫CCCを開く
- 設定 > Obsidianについて > 設定フォルダの優先を切り替える > `.obsidian-ipad`を入力し、Obsidianを再起動
- 設定 > 同期 > リモート保管庫を選択し、暗号化パスワードを入力
- 同期設定はデフォルトのまま(選択的同期:画像は同期、他は同期しない。保管庫の設定を同期:すべてOFF)、同期を再開
macOS, iPhone, iPadいずれもFully syncedとなっておりOK。
## セカンダリデバイスのSync設定のまとめ
- 正しい手順は、