## IPOモデルは思考の整理に便利 IPO(インプット→プロセス→アウトプット)モデルはとても便利です。とくに[[プロセスとアウトプットの区別]]ができると、マネジメントや業務を効果的に進められます。 また、[[プロセスとアウトプットの区別]]が明確になると、どんなインプットがあるとよいか、自然体で考えられるようになっていきます。 ところで、アウトプットを出力できたら、そこで終わりでしょうか。たとえば社内の営業研修を例に考えてみます。 ```mermaid graph LR subgraph 社内の営業研修 i02([事前課題]) -- 講義やワーク --> o02([次試したいこと]) end ``` <span class="mxt-caption"> ▲ 1回の研修だけに着目すると、これで完結していそうだが……</span> 参加者は事前課題をこなし(インプット)、研修で講義やワークをつうじて学び(プロセス)、次に試したいことを発見します(アウトプット)。 当然ながらここで話はおわりません。すでにお気づきのとおり、アウトプットは連鎖します。 ## アウトプットは次につながる 「次に試したいこと」の内容が「顧客の課題仮説を考え、質問を準備してから訪問する」だったとします。 すると、次の営業訪問に向けて、情報を集め(インプット)、分析し、ひとりではアイディアが足りなければ周囲に相談し(プロセス)、実際の訪問で使えるような質問集を作成するでしょう(アウトプット)。 その質問集は、もちろん、実際の営業訪問で利用することになります(つぎのインプット)。 ```mermaid graph TD subgraph b02[営業研修] i02([事前課題]) -- 講義やワーク --> o02([質問を準備]) end subgraph b03[質問準備] i03([情報入手]) -- 分析や相談 --> o03([質問集]) end subgraph b04[営業訪問] i04([質問集]) -- 会話や提案 --> o04([宿題]) end o02-->b03 o03-->b04 ``` <span class="mxt-caption"> ▲ 図に描ききれないが、連鎖はさらに続いてゆく</span> つまり、IPOモデルのアウトプットは、次のIPOにつながっているのです。この==「次々つながる」がビジネス活動の要諦==といっても過言ではないでしょう。逆に「効果的に次につなげていくために、アウトプットが重要である」と言ってもいいかもしれません。 ## さらにステップアップ アウトプットこそが、日々の活動を活性化させ、効果的に成果をもたらする重要ポイントであることが見えてきました。 ではこのアウトプットの連鎖はどこまで続くのでしょうか。永遠に続く?……まあそれはそうなのですが、[[アウトプットとアウトカムの区別]]という視点があります。この考えかたを取り入れると、マネジメントの肌理を細かくしていくことができるでしょう。