<img src="https://habutae.jp/wp-content/uploads/2024/03/団子2本-見本.jpg" width="480" alt="羽二重団子">
日暮里駅から少し歩くと、街の空気が急に古くなる。谷中へ向かう途中、墓地の緑や坂道の気配が近づいてきたところに、羽二重団子がある。ここで団子を食べると、観光というより、東京の時間をひと口だけ分けてもらう感じがする。
## この菓子の話
看板は、餡と焼の二種の団子。餡はこし餡をまとわせたもの、焼は生醤油の香ばしさで食べるもの。どちらも串に余計な飾りがなく、米の歯切れと餡のなめらかさが前に出る。
日持ちは当日限り。団子はそういう菓子だ、と言われると、むしろ安心する。買って持ち歩くより、本店で座って、温かいお茶と一緒に食べたい。
## 店の物語
文政2年(1819年)創業。夏目漱石『吾輩は猫である』にも登場し、正岡子規にも愛された団子として知られる。日暮里、谷中、子規庵、墓地の道。そうした土地の記憶と一緒に残っている菓子。
店名は、きめ細かく羽二重のような団子に由来する。派手な名物ではないのに、二百年続いてきたことが、そのまま説得力になっている。
## 訪問メモ
- 住所: 東京都荒川区東日暮里5-54-3(本店)
- 最寄: JR日暮里駅から徒歩圏
- 営業(2026年5月確認): 本店 平日 9:30–11:00、12:00–16:30/土日祝 10:00–16:30(L.O. 16:15)
- 定休: 本店は年中無休
- 予約: 通常利用は不要
- 売切れ: 当日ものなので、遅い時間は確認したい
## 用途
今すぐ食べる。店で食べる体験。谷中・日暮里散策の途中で、餡と焼を一本ずつ。
## リンク
- 公式: https://habutae.jp/
- 商品紹介: https://habutae.jp/?page_id=5
- 公式Instagram: https://www.instagram.com/habutaedango_official/
## 関連
- [[00_入口]]
- [[01_使い分け]]
- [[02_候補一覧]]
- [[04_エリア別]]
- [[05_営業日早見表]]