<img src="https://sakura-mochi.com/user_data/packages/default/img/images/product1.jpg" width="480" alt="長命寺桜もち">
向島の長命寺の近くまで来ると、桜の季節でなくても、どこか葉の匂いを探してしまう。隅田川のほとりで、桜の葉に包まれた餅を食べる。長命寺桜もちには、その場所で食べる理由が、最初から折り込まれている。
## この菓子の話
長命寺桜もちは、小麦粉の薄皮で餡を包み、塩漬けの桜葉で巻いた関東風の桜もち。桜葉は香りづけと乾燥を防ぐためのもの。葉を外して、餅に移った香りと餡の風味を味わうのが店のすすめ。
桜もちだけを三百年続けてきた、という潔さがある。季節菓子のようでいて、ここでは一年を通して向島の顔をしている。
## 店の物語
享保2年(1717年)、創業者の山本新六が隅田川土手の桜葉を塩漬けにし、長命寺門前で売り始めたのが由来とされる。江戸における桜もちの始まりとして語られる店。
隅田堤は花見の名所だった。桜の下で売られた菓子が、いまも同じ川の近くで続いている。その事実だけで、少し背筋が伸びる。
## 訪問メモ
- 住所: 東京都墨田区向島5-1-14
- 最寄: 押上駅から徒歩約15分、浅草方面から桜橋経由
- 営業(2026年5月確認): 8:30–18:00
- 定休: 月曜・火曜
- 席: 20席
- 予約: 電話のみ。3月・4月は予約販売優先の場合あり
- 売切れ: 花見時期は混雑・店内利用変更に注意
## 用途
今すぐ食べる。店で食べる体験。向島で、東京の桜餅の原点を食べる。
## リンク
- 公式: https://sakura-mochi.com/
- 店舗案内: https://sakura-mochi.com/info/
- 墨田区銘品名店会: https://meiten-sumida.com/sakuramochi.html
## 関連
- [[00_入口]]
- [[01_使い分け]]
- [[02_候補一覧]]
- [[04_エリア別]]
- [[言問団子]]
- [[05_営業日早見表]]