
## 今月の経営キーワード
`振返り`
振返りは、過去の実績と課題を整理し、成長のヒントを得る重要なプロセスです。チームで振返りを行うことで、次のチャレンジへの明確な指針が生まれ、持続的な成長が期待できます。
## ミニクイズ
振り返り手法のひとつである**KPT法**で、「P」は何を指すでしょうか?
A. 継続すべきこと(Keep)
B. 問題点(Problem)
C. 計画(Plan)
D. 優先事項(Priority)
→[回答とその理由は記事の最後に掲載しています](#答え)
## 解説
「振返り」は、プロジェクトや日々の業務が終了した後に、成功と失敗の両面を振り返り、学びを次のアクションへとつなげるプロセスです。
効果的な振返りでは、ただ過去を眺めるのではなく、【成果】と【課題】を洗い出し、【具体的な改善策】(Try)を設定することが求められます。たとえば、KPT法(Keep, Problem, Try)はその代表的な手法です。
- **Keep(継続すべき点)**:うまくいった取り組みは何か、どうすればその成功を再現できるか。
- **Problem(課題)**:思うようにいかなかった理由や障壁は何か。
- **Try(次に試すこと)**:課題解決のために、どのような具体策を実行するか。
体系的なアプローチにより、ただの反省会でなく、業務改善や成長の貴重な場にできます。さらに、チームで意見を共有することで、コミュニケーションや連携が強化されるメリットもあります。
また、PDCAサイクルやYWT法など、他の手法もあります。こうした**フレームワーク**をうまく取り入れることで、着実な改善が可能になります。
## 参考リンク
以下のリンクでは、**KPT以外のフレームワーク**も解説されています。ぜひチェックしてみてください。
> [!check] 詳細はリンクをクリックしてご覧ください
- [振り返りのフレームワーク「KPT法」とは|SHIFT ASIA](https://shiftasia.com/ja/column/kpt%E3%81%A8%E3%81%AF/)
→KPT法は、振り返りを体系的に行うフレームワークです。そのメリットや実施方法を解説している記事です。
- [[📘振返りの極意:フレームワークで導く具体的な改善策|振返りの極意:フレームワークで導く具体的な改善策|mxt forest]]
→KPTやYWTなどのフレームワークを活用し、次のアクションを明確にする方法を解説しています。
- [振り返りに役立つ5つのフレームワーク|ferretメディア](https://ferret-plus.com/9262)
→振り返りに活用できる5つのフレームワークを紹介。シートの作成方法や目標達成につなげるヒントを解説しています。
- [ビジネスでの振り返りに効果的なフレームワーク14選!|Qiita Team](https://teams.qiita.com/business-review/)
→振返りに役立つ14のフレームワークを紹介。効果的に活用するためのポイントを解説しています。
### 経営キーワードの過去記事で関連するもの
- [[📘経営キーワード_2023年11号:学びの羅針盤2030]]
- [[📘経営キーワード_2022年04号:OKR]]
- [[📘経営キーワード_2022年01号:リーンスタートアップ]]
## 答え
正解は **B. 問題点(Problem)** です。
KPT法の「P」は「Problem(問題点)」です。振返りの際、**何がうまくいかなかったのか**、**どのような課題があったのか**を明確にすることで、次の改善策を立てやすくなります。
たとえば以下のような振返りが考えられます。
- **Keep(継続すべき点)**:「顧客対応マニュアルの更新が効果的だった」
- **Problem(課題)**:「新メンバーへの引継ぎがスムーズにいかなかった」
- **Try(次に試すこと)**:「新人研修の内容をマニュアルに組み込む」
このように、「Problem」を明確にすることで、組織としての課題が浮かび上がり、具体的な改善策(Try)を考えやすくなります。振返りを単なる反省会で終わらせず、次の行動につなげることが、成長のカギです。
<div style="text-align: right;">
以上
</div>